familiar life~その11 コオロギ~
コオロギについて
みなさんこんにちは!命Pのたてちゃんです!
きょうは秋の合唱団といえばやっぱりこいつ!
「コオロギ」について紹介していきたいと思います!
コオロギはバッタ目 コオロギ科の昆虫です
色は黒っぽい茶色でテカテカしているので、見た目ゴ○ブリの仲間と思われがちですが、体の形からわかるように、バッタの仲間なんです
(コオロギはゴ○ブリと違って厚く四角いイメージで、おしりから二本のしっぽが生えているのもポイント!)
なので、ゴ〇ブリみたいだからと嫌いにならないでくださいね!
次にコオロギの音を出すしくみを紹介します
童謡「虫の声」でも有名なコオロギですが、どうやって鳴いているんでしょう??
よく見るとコオロギが鳴いているとき、ハネがぶるぶる振動しています。それは、右と左のハネをすり合わせることで音を出しているんです!(口で鳴いているんじゃないんです)
コオロギのハネはザラザラ(脈)しています。そのザラザラを振動が通って、音を大きく出せるのです!さらに、右と左のハネはそれぞれザラザラ具合が違い、より音を出しやすくした工夫も持っているんです。
コオロギは鳴くことでメスにアピールをしています。(こんな大きな音が出せるんだよ! かっこいいでしょ?)コオロギの種類によって鳴き声が違い、同じ種類のメスに仲間がここにいるよと教えるためなんです。(「虫の声」での「キリキリキリキリ」はカマドコオロギだという説があります)
このように、ハネは主に鳴くために使うのであって、空を飛ぶためについているわけではないんです。なので、そのぶんはねて移動するため、後ろ足は太く長く筋肉ムキムキになっています。
コオロギは最初に言ったように、秋の虫!という印象がありますが、実は夏の初めから見ることができるんです!
ぜひ、近くの原っぱや落ち葉の下など探して、鳴き声を聞いたり、観察してみてください。新たな発見があるかもしれません!注意!!コオロギの足には小さなトゲがあるので気をつけてくださいね
名城大学2年 立石涼帆